ごく一般に 「扇子」といった場合はこのタイプをいう
ことが普通であり、総称して
「夏扇」 (かせん)と呼ば
れる日常的な扇子です。 扇骨は白木を基本に唐木
・染め、または塗りなどの仕様にすることで質感に広
がりを持たせます。 中骨部分に細かな紋様の彫りを
入れたり、波打ち状にしたり 様々な細工を施すことも
あります。 別注文の場合は実用的な記念・贈答品と
して使用されることが比較的 多いようです。また、サ
イズ的には冒頭のように紳士物、婦人物 と分類され
ていましたが、昨今はこだわりがなくなり、中間の7寸
(約210mm)サイズも男女を問わず好評のようです。











  このタイプのものはいわば、扇子のルーツ的なもの
で本来は、サイズ、材質、仕上げ等 によりそれぞれ、
能・謡・囲碁・将棋・武道・民謡・落語・茶席・書道・・・
など、きわめて伝統的な日本文化が披露される場面
での欠くべからざる
「お道具」 (専用小物)として使用
されてきたものです。



 扇子に関する質問など分からない事があればどんな些細なことでも
お気軽にお問い合わせ下さい。

メニューの会社見学をクリックすると前のページに戻ります。